2012年2月20日月曜日

ロッカーにGecko

Mr Pollard's Opus はトップもテールもロッカー形状。
ロッカースキーにクライミングシールを装着すると浮いてしまってグリップが悪くなるのではないか?
という疑問がある。

先日やってみた。

シールはGecko Freeride 140mm
最近登場したグルーで貼付けないタイプ。
Pollardのソールをほぼすべてカバーする。
テールはBlackDiamondのフックタイプに交換ずみ。
いいパウダーに出会う為にはあらゆる手段をつくす。


ハイクした結果、Geckoのグリップはなかなかのもの。
トレース上はトップとテールはほぼ浮いているが、幅の広さでグリップする。
が、少し斜度があるとやっぱりつらくなる。特にテール部分が浮いているというのは、ハイクに不利だろう。
でもロッカー形状ではないスキーでも斜度があれば同じことは起こるし、私にはあまり気にならなかった。
スキー形状にあっていないシールのほうがよっぽど不利である。
ちなみにパウダーのラッセルでは問題なし。

変わったことといえば、
トップとテールのロッカー部分に張り付いていたシールのエッジ側が少しはがれてしまい、その間に雪が侵入していた。
雪面からの圧力がないので、特にGeckoのような非粘着タイプでは浮いてしまうのだろう。
フルリバースのスキーなんかどうなるんだろう?

私は特に問題にはならなかったが、スキーのFAT化とロッカー化によるクライミングシール問題は奥が深い。
グルーレスが正解なのかもしれない。

ちなみにハイクした後のパウダーは最高でした。

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